作曲家で食べていくには? プロになる方法!作家事務所の選び方!

作曲家で食べていくには? プロになる方法!作家事務所の選び方!

作家事務所とは何か・プロの作曲家になるために

こんにちは!作家事務所/音楽制作プロダクション「株式会社Rebrast」作家兼スタッフの吉田です!

この記事を読んでいる人は「作曲家になりたい」人や、「作家事務所に所属したい」人、もしくは「作家事務所に所属しているけど結果が出ないので新しい事務所を探している」など、様々なお悩みをお持ちの方かと思います。

「作家事務所に所属する」と、さまざまな有名アーティスト様の楽曲募集(いわゆるコンペ)に参加することが出来る、「プロの作曲家」の「一歩目」と言えるかと思います!

私もRebrast所属を転機に作曲家としてプロの道を開くことが出来て、生活が一変しました。

このコラムではRebrast社長・早川博隆とのやりとりを元に、「作家事務所の選び方」についてお話しして行きます!

少し長い記事になるかもしれませんが、作家事務所選びの一助になれば幸いです。

作家事務所を選ぶコツ・一例としてのRebrastの強みと弱み

今までいろいろな事務所のプロの作曲家さん・作詞家さんなどと交流会などで知り合って情報交換をしてきました。

現在所属されている事務所、過去に所属していた事務所の話などを聞く機会もあり、その経験から見えてきた事務所の良し悪し、などについて話せたらと思います。

これは実際に事務所に所属してみないとわからないことも多いですが、これから挙げる項目に思い当たる節があるときには別の事務所を探してみてもよいかもしれませんし、その気配を面談などで感じたら、契約を考え直してみるのもいいかもしれません。ここに挙げるのは、もちろん私がRebrastを選んで良かったと思える点です。

一つ一つ交流会などで聞いた話などをふまえて深堀してみますので、「良い事務所」「良くないかもしれない事務所」の線引きの参考にしてください。

1.「事務所がちゃんと曲や歌詞を管理・営業してくれているか

こちらは端的に言うと事務所の「管理が雑」「管理力がある人材がいない」などの原因が挙げられると思います。イエローサインが挙げられる具体例としては「メールの日時がしばしば間違っている」「過去の楽曲を新たな募集案件に提出したいと相談したが、状況が曖昧」「メールが無視される」などです。

Rebrast社長・早川博隆曰く、「自分の楽曲を安心して預けられる、管理力のある人材を登用している」とのことで、Rebrastの管理・営業は強みであると思います。

Rebrastでの楽曲の管理・運用は「約20年大手芸能プロダクションでマネジメントを担当してきた人材」「国立大卒の人材」「社長」と、信頼度の高いチーム構成されていて、私も安心して楽曲を預けることが出来ます。

また、過去に提出した楽曲の問い合わせをすると、各楽曲が自動的に合いそうなコンペや募集案件などに営業されており、徹底した楽曲管理が行われていると感じられます。

メールの日時や締め切りのミスを感じたことはなく、社長管理のもと、提出漏れが起こることはほぼあり得ない体制です。

2.「楽曲をよくするための相談、アドバイスを貰えるか」「アドバイスなどフィードバックの内容は分かりやすいか

「楽曲をよくするための相談ができない、アドバイスなどが無い」

私のバンド時代の友人が別の作家事務所に所属していたとき、「どこをどうすれば楽曲が良くなるか」、「どういう機材やソフトを導入するべきか」 など、なにも相談することが出来ず、「ただただ曲を書くだけ」だったと聞きました。(Rebrastではもちろん相談に乗ってくれますし、個人的に宅録機材が故障したときには、スタジオから貸してもらったりもしました!)

その友人は、今では音楽業界を離れ、冠婚葬祭関係で社員として働いていますが、その話を聞いて「そういう事務所もあるのか」と思ったのを思い出しました。

人とのやりとりが苦手で「とにかくガンガン曲を書きまくりたい!」という方には、この友人の所属していた「事務的な事務所」が合っているかもしれません。私はアドバイスなどもらえる事務所の方が性にあっているので、Rebrastはストレスなく所属できています。所属したての頃「アーティストを考えたキー設定が甘い」「展開について」など、社長からいくつかフィードバックをもらっていたのを思い出しました。Rebrastでは専属所属作家にはその点、しっかりケアしているように感じます。所属したばかりの作家は、社長を含めたトップの作家に楽曲を聞いてもらい、意見やアドバイス、考え方などを教えてもらう光景が普通です。

こういった育成の取り組みなど、事務所選びの大事なポイントかと思います。所属前に確認してみましょう。

「アドバイスなどフィードバックの内容がよくわからない」

私の個人的な所感ではあるのですが、各事務所の雰囲気は「作家事務所運営リーダー」の色が強く出ているような気がします。

・事務所運営者が作詞作曲などの制作をしていない方の場合には「アドバイスなどフィードバックの内容がよくわからない」現象が起きがち
・作詞家が運営者の場合には「作詞家目線のアドバイスや案件が多い事務所」になりがち
・同じように作曲家が運営者の場合には「作曲家目線のアドバイスや案件が多い事務所」になりがち

こんな感じの印象です。

Rebrastの場合、運営の社長が作編曲・作詞・トラックメーク・トップライン・プロデュース 様々なスキルをお持ちなので、様々な案件で色々な形での制作が出来ており、どんな状況でも専門的で的確なアドバイスができるんだと思います。

ほかの事務所ではなかなか見られない「色々なジャンルでの幅広く案件」は魅力かと思います!アニメ・アイドル・アーティスト・劇伴・作詞コンペ と広く案内が来ているので、得意分野にチャレンジできる環境です。

また、作詞・作曲・編曲・トップライン・トラックメイク、
どれかしらのセンスが光っていれば所属してチームとして一緒に制作できる事務所です。

かくいう私もトップライナーとして所属しており、「トラックメーカー」と組んで楽曲制作することがほとんど。作詞が苦手な作家は、所属作詞家とタッグを組んで制作することもできます。

専属で所属している作詞家は「一緒にデモを作りながら一緒に採用を取りに行く」ようなスタイルで、作詞コンペを沢山こなすスタイルとは違うので、そういったスタイルを好まれる場合、Rebrastはオススメの事務所です。

3.「ワンマン運営で、社長や有名作家に振り回されてはいないか

「社長がいきなりアーティストプロデュースをはじめて、必ずそのアーティストのライブに行かなくてはならない」

「すべての制作が偉い作家との共作になったり、クレジットを奪われる」

「お気に入りの作家にしか良いコンペを回さない」

ウソ!?本当!?と思うかもしれませんが、残念ながら私と代表の早川が実際に聞いた話です。
少なくともRebrastでは感じた事はありません。

クライアントにより「数名の指定作家コンペ」などもありますが、基本的にすべての作家に平等にチャンスは与えられるべきだと思っております!

4.「楽曲を1年以上提出し続けているが、採用に結びつかない

こちらは事務所の相性などもあるのかな、と思います。「なかなか成果が出ないけど良い曲が出来ている気がする」作家さんこそ、是非Rebrastに応募してみてください。

挑戦するのはコンペだけではありません。Rebrastに依頼が来た案件も対象となるので、間口はぐっと広がります。

私も以前別の事務所で(その時はアーティストとしてですが)コンペに参加したことがありますが、鳴かず飛ばずが続き、作家は向かないかも、と諦めた経験があります。

特に私のようなトップライナーは、トラックメーカーとの巡り合わせも大事で、Rebrastに所属して1年以内には立て続けに採用が決まるようになりました。

5.「コンペなどの楽曲募集案内はもらえているか」「作曲以外の仮歌や採譜ばかりやらされていないか」「自由にボカロ制作やインディーズ活動はできているか」

こちらは本当に書いたままで「所属してみたらなんか違った!」というケースです。意外と多いケースかと思うので、なんか違うかも、と思ったら事務所を探してみるサインです。

ちなみにRebrastでは「楽曲募集コンペなどはたくさん」あり「仮歌や採譜ばかりの仕事」ということは無く「ご自身の音楽活動など縛りは基本的には無い」と社長も話してくれました。

困っている方やちょっとイメージと違った場合には、是非一度弊社にもお問い合わせください。

まとめ:作家事務所で迷ったらRebrastまで!

いかがでしょうか!経験を踏まえていろいろと書いてきましたが、参考になりましたでしょうか?

Rebrastでは随時作家を募集していますので、もしRebrastに魅力を感じたら是非応募してみて下さい!

上記の記事の中でも書いていますが、

「作曲家」「編曲家」「作編曲家」「トップライナー」「トラックメーカー」「作詞家」「劇伴作家」など様々なジャンルで募集しています。全体的に得意な方も、尖った強みがある方も、助け合って制作していける環境があります!

吉田司(よしだつかさ)
Rebrast所属。2019年オリコン作曲家ランキング第2位。
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