音楽プロジェクト「swing,sing」早川博隆 Interview

音楽プロジェクト「swing,sing」早川博隆 Interview

今回のコラムは弊社代表・早川博隆が音楽プロデュースをしている音楽プロジェクト「swing,sing」について、同人サークル「sleep store」矢五八 寝倉様からインタビューを受けさせていただましたので、その中の一部を掲載させていただきます!!

swing,singとは

Cafe x 音楽 x 青春。漫画・イラストと安らぎの音楽、歌声で紡がれる新感覚キャラクタープロジェクト。

多くの音楽×キャラクター×声優プロジェクトが羽ばたいていく現代。様々なところで熱狂に溢れるドラマが、音楽が、ライブが生まれている。

しかし──「愉しみ方はそれだけなのだろうか?」音楽を真に愉しむための、プロジェクト──。

さりげない日常で、ゆったりとしたい瞬間に──

忙しい現代に生きる、自分にとって特別な日に。そんな毎日を豊かにするためのキャラクタープロジェクト。それが、swing,singです。

2022年に始まったこのプロジェクトに弊社代表・早川博隆が音楽プロデューサーとして参加。またRebrast所属作家の多くが楽曲提供もさせていただいております。

オリジナルソングのリリースは約25曲に及び、全国各地で生演奏やトークショーを開催、中でもAmine Japan2022への出展や、原作の舞台である軽井沢で行われた1st LIVEは大きな話題となりました!

swing,singが生まれた背景とキャラクター設定

──本日は宜しくお願い致します!早速ですが、swing,singのキャラクターや楽曲には、ジャズのリファレンスが多く取り入れられていますが、その制作過程について教えていただけますか?

早川博隆(以下、早川):このプロジェクトがスタートする時、またキャラクター設定を作る時に、原案・原作の伊澄アキさんのジャズ知識が本当に役立ちましたね。ジャズだけだと少し間口が狭い部分があるので、ジャズに連なる他のジャンルも取り入れることで、幅広いリスナーに楽しんでもらえるようにしました。

キャラクターの個性を引き出す際にも、カントリー、フォーク要素や、純粋にトロンボーンなどジャズっぽい楽器を使って、キャラごとに音楽性を持たせてるんですよ。

──実際に歌唱される声優さん達の反応はいかがでしょうか?

早川:みなさん元々上手ではあるけど、曲を追うごとにジャズっぽい歌い方に慣れてきてくれた感じがあります。はじめは大袈裟にキャラを立ててた部分も、どんどんそれが素の声と上手くブレンドされて、本当に自然なキャラの声になったというか。

──なるほど、それぞれの努力があって音楽とキャラの魅力がリンクしてるんですね!
早川:そうですね。キャラクターファンの方にもジャズを気軽に楽しんでもらえるようにしていますが、実は細かいところにジャズのリファレンスを忍ばせてるので、「これは元ネタあれじゃないか?」みたいな楽しみ方もしてもらえるのではないかと。ジャズ通の方にも見逃せない要素があるかと思います!

swing,singが描くジャズの未来、生演奏へのこだわり

──swing,singのライブでは生演奏に特に力を入れていると伺いましたが、その背景について教えていただけますか?

中村駿大(以下、中村):はい。ジャズの魅力を最大限に伝えるためには、やっぱり生演奏が欠かせないんです。例えば、軽井沢のLIVEではファンの反応もとても良かったですね。「生で聴けると迫力が違う!」って大好評でした。生の音があると、ジャズならではの迫力が伝わりますし、演奏者のアドリブやソロが光る場面もあって、本当に特別な体験になります!

──生演奏ならではのドキドキ感、最高ですよね!

中村:まさに! 初めてのイベントでも、「ここで拍手するんだよ」って基礎知識を伝えたりして、LIVEの一体感を作ってきたんです。だんだんファンの中で「こういうのがジャズなんだ!」って広まっていったのがすごく嬉しいですね。

ジャズフェスティバルへの挑戦

──ジャズフェスティバルへの参加についても言及されていましたが、今後の展望はありますか?

早川:ジャズフェスティバルは是非挑戦したいですね。swing,singはジャズの要素を取り入れながらも、POPSとしても親しみやすいので、一般のジャズファンにも楽しんでもらえると思います。ビルボードやブルーノートなどでのLIVEも目標です!

中村:フェスへの参加はファンの方とも直接交流できる良い機会になりますし、新しいファン層にリーチするためにも重要だと考えています。swing,singならではのジャズの世界観を広めていきたいですね。

ファンとの距離感とコンテンツの広がり

──swing,singって、ファンとの距離が近い印象がありますよね。そのあたりはどう思っていますか?

中村:swing,singは規模が小さい分、ファンとの距離が近いのが特徴なんです。「ボイスドラマやアニメーションPVが見たい!」という声も多くて、実際にその企画も進んでます。ファンのみんなに、キャラの声も楽しんでもらいたいなって。

早川:ファンの反応があると、「じゃあ次はこんなことやってみよう!」ってアイデアもどんどん広がるんですよね。ファンと一緒にswing,singが成長していける感じがすごく楽しいです!

最後に

──それでは、最後にファンへのメッセージをお願いします!

中村:これからもジャズの魅力を伝えつつ、さらに面白いことに挑戦していきます。ぜひLIVEでswing,singの音楽を直接感じてもらえたら嬉しいです。ファンの応援があるからこそ、僕たちも次のステージに進んでいけますので、これからもよろしくお願いします!


インタビュアー:同人サークル「sleep store」矢五八 寝倉

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